ピボットテーブルを使ったクロス集計の方法について具体的な失敗例3つと、本当に効率よくクロス集計を行うたった1つの考え方について説明
今回の記事は、
- ピボットテーブルを使ったクロス集計の方法を知りたい
- データ分析で社内No.1を目指したい
- できれば成果をちゃんと出しながら、定時で帰れるようになるとより嬉しい
というわがままな欲望を持った方に向けた内容になっています。
これまで一部上場企業において商品開発からマーケティング、事業企画までデータ分析を軸に仕事をしてきた経験に加え、数十人の統計教育やデータ分析教育をしてきた私が、ピボットテーブルを使ったクロス集計の具体的な失敗例と、本当に効率よくクロス集計を行う考え方についてわかりやすく解説していきます。
だいたい8分で読めます。
ピボットテーブルを使ったクロス集計の失敗例3つ
では早速、気になる失敗例から。大きくこの3つに集約されます。
- データ数が少なく、信頼性に欠ける
- データ数や設問数が多すぎて、手間がかかって仕方がない
- 比較が細かすぎて、なんの話かわからない (大雑把すぎて意味がないことはあまりない)
1つ目は原理的にどうしようも無いので、1項目当たり30を超えるように計画を組みましょう。特に論文にするときはクリティカルです。
2つ目はまさにエクセルのピボットテーブルで解決できる問題。手作業だとすぐに詰みます。。
3つ目はデータ分析自体の考え方、取り組み方が腹落ちしていないと良くハマる罠です。次の章へどうぞ。
なぜあなたは失敗するのか
比較するということが腹落ちしていない
そもそもクロス集計とは。
クロス集計の前に、単純集計から入りましょう。
単純集計は、一つの軸で結果を集計したもの。
クロス集計は2つ以上の軸で結果を集計したもの。
前者の例はこんな感じ。
後者の例はこんな感じです。
後者は項目がクロスしていますね。
こうすることで、特徴的な部分を炙り出していきます。
クロス集計を行う際のたった1つの考え方
この記事のメインです。
一言でいうと、比べること。
比べるためには、集計もしくは分解を交互に行う必要がある。
集めて比べる、分けて比べる。
集めること、分けること。
いずれもピボットテーブルが得意な部分ですね。
クロス集計を行う具体的なステップ
1.データベースを作成する
2.ピボットテーブルを作成する
3.縦軸、横軸に項目を入れて、集計したい値にデータとなる列を入れる
4.必要ならフィルタを入れてさらに細分化
今回の宿題
クロス集計で大事なことは、
集めて比べる
分けて比べる
の2つを意識して進めることでした。
しかし、これはまだ前半に過ぎません。。。
全体の肝の部分をまだお話できていません。
アメリカではデータ分析が大ブームになっていますが、その中でも引っ張りだこ、しかも短時間で身につけられる手法があるとハーバード・ビジネス・レビューで取り上げられた内容があります。
今回、宿題を提出した真剣にデータ分析屋さんとして進化していこうという意思のある真面目な方には、「短時間で身につけられて、とても有益な秘密の手法」をメール(レポート)にて差し上げます。
私はあなたにどうしてもデータ分析で社内No.1になり、同時に定時で帰れるようになってほしいと思っています。
私自身が同じ悩みで苦しんでいたからです。
ですので、どうしても今回の宿題をやってほしいと考えています。
そのため、真面目に宿題を提出した方だけになりますが、この特別な研究成果をプレゼントします。
宿題はこの記事のコメントに提出してください。
コメント自体は非公開ですので、私以外に公開されることはございません。
最後に、今回はピボットテーブルの範囲を変更する方法について説明しました。
これができるようになると、データ分析がとてもはかどり、さらにテーブル機能を活用すればさらに時短ができて、優雅な生活に一歩に近づけます。
ぜひ、今回の宿題をやってみてくださいね!